MARCOW SHOP MARCOW SHOP

小学校低学年から始めたい!勉強の習慣化

低学年なのに勉強する必要があるの? 

うちの子全く勉強しないんだけど・・。と思ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

小学生といえど、学年が上がるにつれて勉強は難しくなっていき、自主学習の習慣が欠かせなくなります。

 

しかし、子どもだけの力で勉強の習慣を身につけるのは非常に困難です。

つまり子どもの勉強習慣をつけるには親の働きかけが必要となります。

 

小学生に勉強習慣を身につけさせる3つの方法

 

①集中しやすい環境づくり

毎日の学習を習慣づけるためには、環境を整えることも不可欠です。

 

大人が子どもが集中しやすい場所を見つけたり、適切な机や椅子を用意したりすることで、

毎日の学習が苦痛にならないような環境を整えてあげましょう。

 

一般的な情報として「リビング学習が子どもに有益」といった情報もありますが、

実際に重要なのは子ども自身に合った環境かどうかです。

 

計画をたてる際と同様に、子どもの意見を取り入れつつ、

実際の学習の様子を観察しながら柔軟に考えていくことが重要です。

 

勉強の時間を設定することも環境づくりの一環となります。

 

例えば、おやつを摂った後に学習を始めたり、帰宅後30分経ったら学習を始めるなど、

子どもと一緒に日常生活に組み込みやすい学習スケジュールを作成しましょう。

 

親が一方的にルールを定めると、子どもは「押し付けられている」と感じやすく反発することがあります。

親と子どもが協力して合意したルールであれば、子どもの受け入れやすいものとなります。

 

②好きな教科を見つけて伸ばす

小学生で「勉強が大好き!」という子供は滅多にいません。

 

子どもたちのまわりには、ゲームやテレビなど、魅力的な要素がたくさん存在しており、それに優先度をつけるのは自然なことです。

 

親が勉強の重要性や素晴らしさについて語っても、低学年の子供はそれを完全に理解することは難しいです。

 

したがって、低学年の子供に勉強を取り組ませるには、何かしらの学習に「好き」と思わせ、夢中になるようにすることが一番おすすめです。

 

どの科目でも構いませんので、好きな科目や分野を見つけ出し、それに取り組ませましょう。

 

好きなことを学ぶことで、周りからの賞賛を受けることができ、成功体験が積み重なります。

 

勉強を通して新しいことを知る楽しさや、できることから生じる喜びを実感することで、自然と勉強の習慣が身につき、それが次第に他の科目にも興味を引き寄せるようになります。

 

ただし、中には好きな科目や分野が見つからない子供もいるでしょう。

 

そのような場合、手軽に読める偉人や歴史の漫画などの本を用意したり、子供向けの科学館や研究館に連れて行くなど、遊びを通じて勉強への興味を引き出す方法も一つの手段です。

 

➂やることリストを一緒に作る

 

低学年の子どもは、自分で勉強の進め方を決めることが困難です。

「宿題以外にも勉強をしようね」と伝えても、具体的にどの科目やページを選べばいいのか、自分で判断できないことがあります。

 

そのため、おすすめしたいのは、やることリストを作成することです。

 

子どもが毎日のやることをマグネットにしてホワイトボードに貼り付けたり、

「おしたくボード」のようなものを作った経験があるかもしれません。

 

同様に、勉強の「やることリスト」も小さなホワイトボードなどを使うと便利です。

これを毎日書き換えることができ、家族で計画を共有することもできます。

 

子どもと一緒に、毎日続けやすい計画を考えましょう。無理のない計画を立てることで、達成感を味わいやすくなり、勉強がますます好きになります。

 

学習量を増やすのは、勉強が好きになってからでも遅くありません。また、計画は必ず子どもと話し合って決めるようにしましょう。

 

低学年の子どもの場合、つい親が一方的に決めがちですが、子どもも自分の意見を持っています。

中学校に入る前に、子どもとの信頼関係を築きながら協力をしていきましょう。

 

 

まとめ

小学生に勉強の習慣を身につけさせるためには、親の支援が不可欠です。

ただし、親が一方的にルールを定めるのではなく、子どもと協力して話し合い、決定することが極めて重要です。

 

親が押し付けるよりも、子どもが参加した意思決定によって、やる気が向上し、継続しやすくなります。

 

親が強制的にルールを設定すると、子どもは従うかもしれませんが、「強制的に押し付けられた」という感覚が残り、効果が持続しにくくなります。

 

あらゆる事柄で子どもの意見を重要視し、共に決めることが大切です。

徐々に子どもが自ら考える学習量を増やし、親はサポート役として機能することで、最終的には子どもが自分で勉強スケジュールを計画できるようになります。

 

子どもが主体的に勉強するようになるためには、適切で的確なサポートを心がけていきたいですね。

関連情報

コメントは受け付けていません。

特集