子どもの下痢・嘔吐時、水分補給の方法
冬になると、胃腸風邪が流行しますよね。
嘔吐、下痢を繰り返す我が子を見るのは辛いもの。。
こんなに嘔吐したら脱水症状になっちゃう。と思って、
嘔吐の後にお水を飲ませる・・・
これ、間違いです。
嘔吐してしまったからと、急にたくさん水を飲ませてしまうと
反射のように続けて嘔吐したり、
腸の動きが悪くなって悪化する場合も。
上の子の時に胃腸風邪に罹患し、病院で「すぐに水を飲ませるのはダメ」と教えてもらいました。
知らなかったの私だけ?と思ったら、友だちママさんも知らずに同じことをしていたそう。
適切な水分の取り方についてまとめました。
水分補給は経口補水液が有効
脱水時は体液の成分である
電解質(ナトリウム、カリウムなど)
が入った水分がオススメ!
(お茶、麦茶、真水などは吸収が悪い)
脱水症状がある場合には、一般に
「経口補水液」
と呼ばれるものを飲ませるのが一番有効
(参考:大塚製薬「OS-1:オーエスワン」)
家でも作れる!経口補水液
一度沸騰させた水1リットルに対して、
・塩小さじ1/2杯(3g)
・砂糖大さじ4と1/2杯(40g)
できれば砂糖はブドウ糖を使ったほうが、吸収は良くなります。
(飲みやすくするために、レモン果汁などで少し味を調えるとよいかもしれません)
こまめに少しずつ飲ませます。
嘔吐、下痢のときは腸の動きが悪く、
吸収が悪い状態になっています。
嘔吐した直後はすぐに水分や固形のものは
与えず、口をすすぐ程度が良いそう。
嘔吐してから1~2時間後ゆっくりと摂取を始めます。
3~4時間はあわてずにゆっくり摂取することを心がけましょう。
最初は、ティースプーン1杯(約5ml)から
始め、これを15分おきに飲ませてください。
こまめに少しずつ飲ませる
ティースプーン1杯ずつを1時間くらい続け、症状の悪化がないことを確認できたら
少しずつ1回量を増やします。
1日あたりの量の目安
乳幼児の場合、
体重1kgあたり1日50~100ml
つまり5kgのお子さんは250~500ml
10kgのお子さんは 500~1000ml
食事の開始は?
水分が十分に摂取できてからでOK
経口補水液には糖分が含まれているので
それで始めは十分とのこと。
水分が取れておしっこが出るようになったら
少しずつ食事を開始しましょう。
脱水症状に注意
これらの症状がある場合は水分補給をしつつ、早めに医療機関を受診しましょう。
・高熱がある
・1日6回以上の下痢がある
・嘔吐が続いている
・皮膚、唇、舌が乾燥している
・泣いても涙が出ない
・目が落ちくぼんでいる
・皮膚に張りがない
・機嫌が悪い
・ぼんやりして眠りがち
・おしっこの量、回数が少ない
まとめ
毎年流行しますし、非常にうつりやすいです。
看病するご家族の方も感染に注意してくださいね。
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