MARCOW SHOP MARCOW SHOP

知っておきたい!小学生のり方のコツ、伸ばす叱り方

 

「子供を褒めて成長させましょう!」というアドバイスはよく耳にしますが、実際に褒めてばかりはいられませんし、

子供が誤った行動をした場合、親としては注意をする必要があります。

 

でも、怒りすぎも避けるべきと言われており、どのように声掛けをしたらいいのか、悩まれたことはありませんか?

 

 

今回は子どもの叱り方とコツについて解説をしていきます。

 

小学生の子どもを叱るときには、親自身が「叱る」と「怒る」の違いを理解することが大切です。

毎日くどくど叱っていては、子どもに重要なことを伝えるときも心に響きません。

 

普段はほめることを増やしましょう!

 

 

小学生の叱り方はどうしたらいい?3つのコツ

 

①褒める 9割、叱る 1割

子供と共に過ごしていると、様々なことが気になりますよね。

 

 

玄関の靴が揃っていない、ランドセルが放置されている、だらだらして勉強に取り掛からないなどなど・・・。

つい何でも叱りたくなりますが、子供を日常的に叱りすぎると、叱ることが当たり前になり、

特別な意味を持たなくなってしまいます。

 

そうすると重要な瞬間に叱っても、「また叱られた」という感覚に陥り、言葉が軽くなってしまいます。

自分の子供に成長してほしいという願いから、口を出したくなるのは理解できることです。

 

ただし、「叱る」という行為は、子供を守るために特別な意味があることを常に意識しましょう。

 

②「叱る」と「怒る」の違いを理解しよう

子供が問題行動をすると、感情が高ぶり、大きな声で怒鳴ってしまうことはよくある光景かもしれません。

 

ここで重要なのは、「怒る」と「叱る」の違いを理解することです。

 

「怒る」は不満の感情を表に出し、怒りやイライラを発散させることを指します。

この言葉は「起こる」と同じ語源で、感情が高まるというニュアンスがあります。

 

一方で、「叱る」は相手に良い方法を教えたり、教育することです。

怒ることは自分の感情を吐き出すだけですが、「叱る」は相手とのコミュニケーションに基づいています。

 

子供に対して一方的に話して強制的に納得させる状況は、「叱る」とは言い難く、子供にとって好ましくないと言えます。

 

「叱ること」は「教えること」と意識する

子供を叱ることは、お互いに対話しながらなぜその行動が問題なのかを教えることです。

小学校低学年の子供はまだ未熟で、禁止されていることに対して「なぜ駄目なのか」という理由を自力で考えるのは難しいことがあります。

 

例えば、歩きながら歯みがきをすると、転んだ際に喉に物が詰まる危険があるため、非常に危険です。

 

ただし、大人が単に「歩きながら歯を磨かないで」と伝えても、子供はなぜそれが危ないのかまで理解できません。

そのため、その瞬間は親が「細長い物を口に入れている時に転んだらどうなるか?」と一緒に考えながら教えることが、「叱る」なのです。

 

親は子供を身の危険から守るためにさまざまなことを教える必要があります。

どのような言葉を使えば子供に理解してもらえるかを考え、叱る際には子供の表情を見ながら注意深く伝えましょう。

 

子供が成長する!上手な叱り方

積極的に取り入れ、子どもの成長につなげていきましょう。

 

① 人格ではなく行動を叱る

「あなたは~だからダメなの!」と決めつけたり、誰かと比べたり、子どもの人格を批判するのはやめましょう。

子どもは「自分はダメなんだ」と思い込んでしまい、自己肯定感の低下につながってしまいます。

 

小学生になるといろんなことが理解できます。

 

叱るときには、子どもの行動がなぜいけないことなのか、

他の人やこの後の出来事に

どのように影響を及ぼすのかを具体的に順序立てて説明しましょう。

 

それを積み重ねることで子ども自身が「これはこうなるからよくない」と考え、

不適切な行動によって実際にどのようなことが起きるのか、

善悪の判断をつけられるようになります。

 

②今後どうするかを一緒に考える

「またこんなことをして」と、子どもの失敗に怒りが収まらずくどくど行ってしまった経験、あるのではないでしょうか。

 

しかし一度したことは元には戻せません。

過去の失敗を蒸し返すのではなく、これからはどのようにしたらいいかを子どもと一緒に考えてみましょう。

 

子どもに考えさせてみて、説明させてみるのもお勧めです。

その際注意なのは、親の意見と違う場合に否定してはいけません。

私たちが気付かなかった新たな発見がある場合もあります。

 

子どもの思考力を伸ばすためにも考えて説明したことを褒めてあげてください。

 

➂子どもの気持ちを確認する

一方的に叱らずに子供の話をちゃんと聞いて、気持ちを確認しましょう。

 

特に低学年の子どもは上手に発言できず、一方的に叱られると

「自分が責められている」、と黙るしかなくなる場合があります。

急かさずに言葉が出てくるのを待ちましょう。

 

何故なら、子どもが自分がしたことを良くないことだと認識しているならば、

叱り方が変わるからです。

 

理解していない場合には、①のように説明してあげます。

理解していた場合には、②のように、今後どうしたらいいか、を一緒に考えましょう。

 

失敗も成長と捉えて子どもの成長を見守りましょう

 

私たち親はどうしても叱る状況で感情が怒りで高ぶってしまうことが多いです。

その中で冷静にきちんと叱る、ということは非常に難しいです。

(私も経験があります・・・)

 

つまり、親自身も悩みながら叱り方を真剣に考え、向き合う必要があります。

とはいえ、大人も人間なので感情的になることは誰でもあります。

 

「言いすぎちゃったな」と思った時には、冷静になってからでも良いので子供に謝りましょう。

 

その時、子どもにも気持ちを伝えてもらってお互いが理解しあうことで、

より親子の信頼関係が強く結ばれ、叱る言葉も伝わりやすくなることでしょう。

 

関連情報

コメントは受け付けていません。

特集